今、江戸時代で使われていた
万能調味料が大人気のようです。
炒め物、煮物、オリーブオイルと混ぜて
ドレッシングにと、何にでも使えて
しかも、とっても美味しくなる
調味料のご紹介と、家庭での作り方
また、使用法などをご紹介します。
江戸時代の万能調味料とは
江戸時代で、しょうゆが高価だったため
庶民の間で、広く使われていた調味料は
「煎り酒」と言います。
日本最古のレシピ本の「料理物語」にも
「煎り酒」の材料が記載されています。
〇かつお節 〇梅干し 〇古酒
煎り酒だけでも、しっかりと味がつき
美味しく食べられます。
煎り酒の魅力は、しょうゆの代わりになり
塩分が控えめな所です。
大さじ1杯の食塩相当量を比較してみると
一般的なしょうゆ:2.6g
煎り酒:0.42g
少ない塩分でも、かつお節のうまみが
しっかりと出ているのです。
塩分が少なく、素材の味をいかす。
煎り酒の作り方
煎り酒は、お店で売られていますが
家庭でも簡単に作れるのです。
◆材 料◆(出来上がり100m?)
日本酒:200m?
梅干し:大1個
かつお節1/2パック(1.25g)
塩:少々
① 鍋に梅干しと、日本酒と塩を入れます。
※ポイント:梅干しが日本酒に、しっかり浸かるように
鍋は底の狭い物がおすすめです。
② 弱火で半分の量になるまで煮詰めます。
③ かつお節を加えて、さらに5~6分煮る。
④ 火からおろして、粗熱をとってから丁寧にこす。
煎り酒
◆ 茹でた野菜にかけて、おひたしに。
◆ 卵かけご飯に
◆ 炒め物に
◆ 煎り酒は、オリーブオイルと相性がいいので
そのまま、野菜にかけて、さっぱり味の
ドレッシング
◆ カルパッチョ
◆ パスタに
※煮沸消毒した容器に入れる。
※冷蔵庫に保存(1週間以内)
などなど
なぜ煎り酒は江戸時代に、廃れたのか?
✔ 煎り酒は、保存があまりきかなかった。
✔ しょうゆが関東地区で
作られるようになって、安く手に入るようになった。
✔ 江戸の町人は、肉体労働者が多く
塩分の濃い物が好まれていた。
神州一味噌 発祥の蔵 丸高蔵 調味料 煎り酒(いりさけ) 300ml/ビン
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まとめ
煎り酒は、日本の出汁文化を生かした
万能調味料なので
シンプルな料理に使いましょう。
また、家庭で作ったものは
保存期間が1週間です。
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