新しい年を迎えるにあたり
邪気を払う意味で、節分の2月3日は
「豆まき」をします。

今では、イベントなんかも行われたり
幼稚園では、鬼を恐くないようにしたりなど
様々ですが、実はこの「鬼」色の意味があるんです。

また、鬼の本来の色など「鬼の色」についてご紹介します。

 

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節分で豆まき鬼の色で退治するものが違う?

節分では「鬼は外~っ!」と豆(魔目)・(魔滅)をまいて
邪悪な鬼を退治しますが

赤鬼や青鬼など、鬼には色があります。
実は、鬼の色によって
「退治されるもの」が違うんです。

 

色によって、乗り越えたい災いが違うんですね。

赤鬼:欲望

青鬼:憎しみ

黄鬼:後悔

緑鬼:病気

黒鬼:愚痴

 

なんだそうです。

鬼は、自分の中にいると言われています。
仏の心を持つ自分と、鬼の心を持つ自分。

自分の中の鬼の心は、破滅へと導いていきます。

 

節分では、自分の心の中を占めている
鬼の色を退治して、新しい年を幸せに過ごしていきましょう。

 

また、我が家では
昨年は、夫が不整脈など
体調をくずし、休みがちでした。

 

なので、夫の中の「病気の鬼」を退治しようと
緑の鬼のお面を作りました。

 

緑の色紙を、ちぎり絵の様に貼り付けて。
それを夫に被せ、炒った大豆を食べさせました。

 

夫の中の病気の鬼を退治したのです。
きっと今年は、元気に過ごせるでしょう。

 

本来の鬼の色とは?

昔から「鬼」は存在し、物語の中でも
「邪悪なもの」として出てきます。

 

この鬼の色なんですが、現代の色とは少し
違うようなんです。

 

伝統的仏教美術の表現として青色は緑で
黒色は青で表現されることが多いんです。

 

そう言えば、新緑の山を見て「青々としている」
なんて、言っているのを思い出しました。
それと関係しているのかは、わかりませんが

 

不動尊の肌色は経典などでは「黒」とされますが
実際の仏画では青で画かれます。

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“青鬼”と認識している図像も
本来は黒い鬼を表現しているものかもしれません。

 

ただ、“青色は黒で表現する”という約束事が忘れられて
青色の鬼と誤解しているのではと推測されるのです。。

 

豆まきする時間帯は?

節分の豆まきって、いつするものなのか。
昼間は、鬼はいないそうなんです。
お天道様の下では、悪いことができないんですね。

 

鬼は、夜間に出没するものなのです。

 

なので、豆まきは鬼が出てくる夜間にするのが
効果的なんだそうです。

 

みんなが見ている前では、悪い事って
出来ないですもんね。

 

魔が差すって言いますが
全部、人が見ていない時ですよね。

 

 

私も、ダイエットと言いながら
お菓子を食べるのは、夫が見ていない時
です。

私自身も肥満の鬼を退治しなくちゃいけないようです。

 

まとめ

あなたも、自分の中の鬼を退治して
幸せな年を迎えましょう。

 

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