お正月には、家族で『お節』を囲んで新年を祝う。
なんて、家庭もだんだん少なくなってきているみたい。

昔は、三が日はお店が開いてなかったから
『お節』って、必要でしたよね。
今は、初売り1日からですもんね。

そんなお節料理ですが、正月に食べる意味がちゃんとあります。
お節の意味と、美味しいおすすめのおせちを
ご紹介します。

 

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お節料理の食材の意味は?

先ずは、お節と一緒にいただくお酒から

【お屠蘇】
お屠蘇は、「飲む」と言わず「お屠蘇を祝う」と言い
元旦に、祝いの料理を出す前に祝います。

正月の雰囲気を「お屠蘇気分」などと言ったりしますね。
正月に飲む酒一般をお屠蘇と思われていますが
本来は中国に古くから伝わる無病息災、不老長寿を願う薬酒のことです。

 

【黒 豆】
豆に陰日向なく働く意味の「まめ」と
達者で健康な意味の「まめ」をかけて、誠実に健康で
過ごせるようにという縁起ものです。

 

 

【田作り】
昔、ごまめを田んぼの肥料にしたことから「田作り」と呼びます。

 

 

【数の子】
数の子は、にしんの卵ですが
あやかって、「二親(にしん)」からたくさんの子供が
生まれるようにと、子孫繁栄を願う縁起ものです。

 

【たたきごぼう】
ごぼうをたたく事を開くと表して「開きごぼう」とも言い
運が開けるという縁起ものです。

 

【三肴(みつざかな)】
元旦に雑煮をいただく前に
一年の無病息災、多幸を祈ってお屠蘇で祝う、その時の祝い肴で
おせち料理の柱とのいうべきもの。

※ 関東では、「黒豆・田作り・数の子」
※ 関西では、「田作り・数の子・たたきごぼう」の組み合わせを言います。

 

【二色卵】
二色に「錦(にしき)」をかけて「錦卵」の字を当て、金銀の錦織りなど
豊かな暮らしを願う縁起ものです。

 

【柿なます】
大根は純白な色から神聖な野菜とされ、人参の赤い色は魔除けの色。
その紅白の組み合わせは、安泰を意味するめでたい縁起ものです。

 

【昆布巻き】
昆布は「よろこぶ」に通じるめでたいもので、それを巻いた昆布巻きは
巻物(昔の書物や絹織物)にちなんで豊かな暮らしを願う縁起ものです。

 

【巻きえび】
えびは「海老」と書くように、長い髭と曲がった姿から長寿の老人を思わせ
色もめでたい赤で、延命長寿を願う縁起もの。

殻に包まれた姿を鎧甲に身をかためた武士に見立てて
武家が好んで祝いに用いました。

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【うま煮】
「煮染め(にしめ)」ともいい、旬の滋養豊かな芋や根菜などを
煮て合わせます。祝い事にも弔事にも人が集まる時には
必ず用意された伝統的な行事料理のひとつです。

 

お節料理には、それぞれ色んな意味があるんですね。
ひとつ、ひとつその料理の意味を思い、
幸せを願いお節を楽しんでくださいね。

 

お節はどうして正月に食べるの?

お正月は、家族全員が新しい年を迎えれたという
めでたい日です。

 

昔は数え年で年齢を数えていたためで
数え年では元旦の日に年をとるように数えていたんですね。
お正月を迎えると、一つ歳をとるわけです。

 

なので、家族全員の誕生日でもあるわけです。
そんなめでたいお正月に、家族揃って食べるおせち料理や雑煮は
上記のように、どれも縁起の良い物です。

 

また、お正月に初日の出と一緒にやってくる神様

年神様へお供えするのがおせち料理なのです。

 

おせち料理は、日持ちの良いものです。
年神様を迎え入れた後に、台所で炊事をしてはいけないから
三が日は、お節を食べるのです。

 

また、縁起を重ねるので重箱の中に入れられます。

 

 

美味しく豪華なおすすめのお節は?

毎年、リピーターも多く
一番の人気のおせちは、「博多久松」のおせちです。

 

 

 

美味しく、豪華なうえに
雑煮のプレゼントもついています。
一度注文したら、毎年欲しくなるお節料理です。

 

買った伊達巻は甘すぎて美味しくない!簡単美味しい伊達巻の作り方!

 

 

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