潮干狩りの季節がやってきました。
アサリの味噌汁、バター焼き、酒蒸しなどなど
美味しいし、

何よりも潮干狩りはとっても楽しいです。
でも、心配なのが「貝の毒」だと思うんですね。

この潮干狩りの時期に貝毒は大丈夫なのか?
貝毒を避ける方法や
注意点など、貝毒について詳しくご紹介します。

 

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潮干狩りの時期に貝毒は大丈夫?

スーパーに行くと、アサリってだいたい年中売られていますよね。
なので、アサリは年中ある(いる)わけです。
ただ、最適な時期や時間帯というのはあります。

 

潮干狩りに最適な時期は?

潮干狩りに最適な時期は
2月の中旬~5月の前半、ゴールデンウィーク後
くらいまでが、アサリの旬の時期になります。

 

アサリは産卵期を迎える春が
一番身が大きく美味しいのです。

ただ、場所によっては
漁業組合が、アサリの赤ちゃん(稚魚)を海に放して
育てるんですね。

そういった所は、有料ですし
潮干狩りの時期も、限定されています。

 

私がよく行く潮干狩りスポットは
毎年4月21日解禁です。
アサリを掘っていると、組合の方が
500円を徴収に回ってきます。

その春の時期の中でも、海水がいっぱいだったら
掘る事ができませんよね。

なので、あさりを掘れるのは潮が引いた時になります。
特に、潮が引いている時間が一番長く、広くまで
引くのが「大潮」と、なります。

潮が引く時間帯が、深夜だったり
あなたが、行けない時間帯だとダメなので
潮が引く時間帯をしっかりと把握して
潮干狩りに行きましょう。

日本全国の潮見表 潮MieYell(しおみエール)
http://sio.mieyell.jp/
 

貝毒とはどんなもの?

「貝毒」とは、貝が持つ毒で
貝類が海水中の有毒プランクトンを食べることで
毒を蓄え、その貝を他の貝が食べて
どんどん毒が蓄積されます。

その毒が蓄積された貝を
人が食べると食中毒を起こすのです。

貝毒の種類は、
・麻痺性貝毒

・下痢性貝毒

・神経性貝毒

・記憶喪失性貝毒

・アサリ毒

の5種類が主な貝毒と、なっています。

特に日本で発見されたのは
「麻痺性貝毒」「下痢性貝毒」です。

 

この貝毒なんですが
加熱しても、毒性は消えず
治療方法もありませんが、

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下痢をした場合は
絶対に、下痢止めの薬などは服用せずに
全部、体外へ出してしまいましょう。

即効性のある治療方法がない貝毒は
酷い場合は、死亡するケースもありますので

アサリを食べた後、体に異常を感じたら
早めに受診するようにしましょう。

毒性をもつプランクトンが発生するのが
水温の上がり始める4月頃から5月頃の期間です。

なので、潮干狩りの時期で貝毒が気になる場合は
気温が上がる前に掘る事をおすすめします。
 

貝毒の注意点

潮干狩りで「貝毒」がとっても気になると思いますが

店頭で販売されているものや
漁業組合が、管理されている潮干狩りスポットでは

検査などをしてくれているので
「貝毒」は発生しないようです。

なので、潮干狩りは有料の海はイヤだ!
なんて、思わずにちゃんと潮干狩り料金を支払って
ちゃんとした場所で、貝堀を楽しんだ方がいいかもしれませんね。

また、インターネットなどで
漁業組合や自治体の出す情報をチェックして
規制が出てないか確かめてから潮干狩りに行くほうが
安心かもしれません。
 

 

潮干狩りによる貝毒のまとめ

貝毒のことをしっかり把握しておき、
異常を感じたらすぐに医療機関へ受診しましょう。

特に、子どもや高齢者には
気を付けてあげましょう。

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