節分と言えば、「豆まき」が主流でしたが最近は
「恵方巻」があちこちで売られています。
節分は、年の節目であるのでその年の「吉方向」に向いて
恵方巻を食べるのですが、今年2017年の吉方向
また恵方巻を食べる意味、食べ方のルールを
ご紹介していきます。
恵方巻2017年の方角は?
恵方とは、歳徳神(としとくじん)がいらっしゃる方位で、
歳徳神(としとくじん)とは、その年の福徳を司る神様です。
今年2017年は、北北西 やや北 と、なっています。
恵方はその年の干支によって決定されていきます。
● 甲(きのえ)の方角=東北東より少し東 ・・・(甲・巳の年)
● 庚(かのえ)の方角=西南西より少し西・・・(乙・庚の年)
● 丙(ひのえ)の方角=南南東より少し南・・・(丙・辛・戊・癸の年)
● 壬(みずのえ)の方角=北北西より少し北 ・・・(丁・壬の年)
4つの恵方を5年周期繰り返しています。
東⇒西⇒南⇒北⇒南で一つの周期になります。
節分に恵方巻を食べる意味は?
巻き寿司→『福を巻き込む』
切らずに食べる→『縁をえらないように』
喋らず食べる→、口から『福が逃げないように』
という、意味があるようです。
要は縁起物ですね。
私は、九州出身なのですが
昔は「恵方巻」なんて習慣は、ありませんでした。
調べてみると、江戸時代から明治時代にかけて
大阪の花街で、節分をお祝いしたり
商売繁盛を祈ったりしたのが始まりだと言われています。
名前も「恵方巻き」という名前ではなく
「丸かぶり寿司」や「太巻き寿司」と言われていました。
1989年に、某コンビニが「恵方巻」として、売り出したそうです。
恵方巻の食べ方のルールは?
元々は民間伝承ですから、
正しいルールなんて一つに決められないと思いますが
おおよそのルールをまとめると
(干ぴょう、椎茸、卵焼、でんぶ、三つ葉、きゅうり、高野豆腐等)
無言でかぶりつくのは一口、二口で良いのです。
お祈りが終われば普通に食べていいようです。
まとめ
年の節目である「節分」に一年の願いを込めて
恵方巻を楽しむといいですね。
また、主婦にとっても夕食が簡単に済むので
いいかもしれません。