暮らしの玉手箱

福岡博多山笠のモチーフの意味は?飾ってはいけないものは?

 

7月1日から、博多の街の13ヶ所で
「飾り山」が公開されています。

 

「飾り山」は、高さが10数メートルもあり
きらびやかで、とっても迫力があります。

 

そのかき山笠と、飾り山笠には共通して飾られている
モチーフがあります。
また、飾ってはいけないものもあります。
そんな、山笠のモチーフについて
お伝えしていきます。

 

山笠に必ずあるモチーフ

かき山笠と、飾り山笠に共通して飾られている
モチーフは、「牡丹の花」です。

 

何故、牡丹の花が飾られるかというと

豊臣秀吉の命令で、博多復興を命じられた豪族たちの中で
肥前三河の波多守親(はた もりちか)だけが、来ませんでした。

 

秀吉が、守親の妻に横恋慕していると
うわさがあったからなのです。

 

そして、命令に背いた守親は滅ぼされました。
守親は、牡丹を大切に育てていたため

供養の為に博多の人々が山笠に牡丹を飾ったのです。

 

 

山笠に飾ってはいけないもの

牡丹の花とは、逆に、
山笠に、飾ると災いが起こると
言われているものがあります。

 

その、代表的なものは

武田信玄なのです。

武田信玄の人形を飾ると家事が
おこると、言われています。

 

理由は、山笠が倒れた家が火事になったり
山笠の前で、事故が起きたためらしいのです。

 

また、龍神や、大蛇は大雨を降らすので
飾らないそうです。

 

一番山笠・二番山笠・・・

山笠は、走る順番で
「一番山笠」、「二番山笠」と呼ばれます。

 

この時、基数番号と偶数番号とで
山笠の装飾のテーマが違います。
※ 奇数番号:指山と呼ばれ、飾りものが勇壮です。:男山
※ 偶数番号:堂山と呼ばれ、飾りものが優美です。:女山

★博多山笠の櫛田神社★

まとめ

7月は、山笠を見に
博多の街へと、遊びに行ってみましょう。